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* [[第19章 ここにいるのが楽しい]]
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* [[第19章 ここにいるのが楽しい]]
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* [[第20章 人的資産]]
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* [[第20章 人的資産]]
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## 第14章 ホーンブロワー因子(pp.107-112)
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- 人材を揃える
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- C・S・フォレスターのナポレオン戦争を題材にしたシリーズ小説に登場する将校ホーンブロワーは究極のマネージャーであり、役立つ部下を見抜いて活用する才能があった
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- マネージャーが部下の本質を変化させる影響力を持たないのは当たり前なので、最初から仕事に向いている人を揃えることが重要
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- 採用スキルを上げるには、組織が潜在的に押し付けている「標準」という無意識の圧力を恐れることを克服し、同じような社員を採用しない必要がある
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- 標準的服装
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- 力のあるマネージャーはメンバーの成果を誇りに思うのものであり、服装を一向に気にしない
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- これまでのいくつかの改善の提案に意味がなくなるくらい、(制服を含む)服装規定は個人から自由裁量の余地をかなり奪い、会社を手遅れにする
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→ 制服着たら仕事できるようになるわけじゃないもんね。そんなら喜んで買うよ。
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- 「プロ」
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- 自信のない中間管理層は、標準から外れた行為に不安を感じるので、そこが顧客と接しない内部の部門であれ、均質化された規則を押し付けることで支配関係を表現する
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- **プロらしくない**という言葉は不安の表明である
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- **プロフェッショナル**という言葉は同じように見える人に対して適用される
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→ プロらしくない(笑)。「だらしがない」という巧妙な言い換えもございましてよ(笑)。
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- 企業エントロピー
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- 企業のエントロピー(=均質性)は、態度、外見、および思考過程の画一性であり、増え続ける
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マネジメントにあてはめた熱力学の第二法則:
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エントロピーは組織内では常に増加する
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[本来の熱力学の第二法則:高温物体から低温物体へ
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熱が流れる減少は、不可逆であって元には戻せない]
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- 続き
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- これが、古い企業の多くが若い企業より管理が厳しくて面白くない理由
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- 成功するマネージャーは自部門の均質性を撹乱し、標準からかけ離れた人材を集める
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→ 会社が社員を同じようにしたがる理由の一端には、社員を会社ブランドのパーツとみなす向きがあるように思う(やっぱりモノ扱いじゃん)。不衛生なのは論外というなら分かるけど、結局のところ「生産性と何か関係があるんですか?」という問題に行き着きそう。不衛生は生産性と相性悪そうだからね。 |
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