|
|
- [[日本語]]
|
|
|
- 第Ⅳ部 生産性の高いチームを育てる
|
|
|
- [[第21章 全体は部分の和より大なり]]
|
|
|
- [[第22章 ブラックチームの伝説]]
|
|
|
- [[第23章 チーム殺し、7つの秘訣]]
|
|
|
- [[第24章 続、チーム殺し]]
|
|
|
- [[第25章 競争]]
|
|
|
- [[第26章 スパゲティーディナーの効果]]
|
|
|
- [[第27章 裃を脱ぐ]]
|
|
|
- [[第28章 チーム形成の不思議な化学反応]]
|
|
|
|
|
|
# このメモについて
|
|
|
|
|
|
- これは要約
|
|
|
|
|
|
> これは本文の引用
|
|
|
|
|
|
```
|
|
|
これは本文の独立した太字テキストの引用(本書のメッセージに関わる部分)
|
|
|
```
|
|
|
|
|
|
→ 自分からのコメント
|
|
|
|
|
|
# 第 Ⅳ 部 生産性の高いチームを育てる(pp.149-150)
|
|
|
|
|
|
>仕事への挑戦は大切だが、挑戦自体が大切なのではない。挑戦はチームのメンバーに一緒になって努力する目標を与えるからこそ重要なのだ。挑戦は、チームを一つにまとめる道具である。
|
|
|
|
|
|
- うまく結束したチームはどんなものか?
|
|
|
- そんなチームを形成するにはどうしたらよいか?
|
|
|
|
|
|
## 第21章 全体は部分の和より大なり(pp.151-157)
|
|
|
|
|
|
- 共通の目標を持ち合わせて結束している集団が**チーム**
|
|
|
- チームは結束の過程で共通の目標を持つようになる
|
|
|
- 結束したチームは**はずみ**(*momentum*)がついているので、管理やモチベーションを与えるのは不要
|
|
|
- チームのメンバーは組織の目標よりも大した内容ではないチームの目標に忠実になる
|
|
|
- 企業の目標は、一般社員にはどうでもよいものに思われる
|
|
|
|
|
|
```
|
|
|
「メガリシック社利益10億ドルを計上」
|
|
|
フーム、なーに、これ。
|
|
|
「四半期最高を記録」
|
|
|
グーグー。
|
|
|
```
|
|
|
|
|
|
→ 原文も見ておこう。
|
|
|
|
|
|
```
|
|
|
PROFIT UP ONE BILLION DOLLARS AT MEGALITHIC INC.
|
|
|
Ho-hum.
|
|
|
COMPANY LOGS RECORD QUARTER.
|
|
|
Zzzzzzzz.
|
|
|
```
|
|
|
|
|
|
→ 目標の内容の大小はさして重要ではなく、目標はチームに設定することに意味がある。
|
|
|
→ マネージャーは組織の目標を底辺にまで浸透させたがるが、その目標が同一である必要はない、という皮肉なのだろう。ブレイクダウンした小目標としてここのチームの仕事が必要であり、そこにチームの目標が設定できればいいのだろう。
|
|
|
|
|
|
- 目標達成に必要な作業のほとんどは個人が単独で行うが、それでもチームが重要なのは、チームはメンバーたちを同じ方向に引っ張るための道具として機能するからである
|
|
|
|
|
|
```
|
|
|
チーム編成の目的は、目標を達成することではなく、目標を一致させることである。
|
|
|
```
|
|
|
|
|
|
- 結束の強いチームの特徴
|
|
|
- **退職率の低さ**:結束後は、軽薄な考えでチームを抜けることはなくなる
|
|
|
- **強い一体感**:同じキャッチフレーズやジョークを交わし、いつも集まる場所がある
|
|
|
- **選ばれた者という感覚**:ユニークな集団の一員であり、並みの連中に優越感がある
|
|
|
- **共有意識**:自分の作り出した製品や名前が並ぶことに喜ぶ
|
|
|
- **明らかな楽しさ**:健康的で、気楽に言葉をかけあい、自身に満ちていて、温かい
|
|
|
|
|
|
- チームと派閥
|
|
|
- チームと派閥の違いは、心地よく感じるか不愉快に感じるかの違い
|
|
|
- チーム:グループの結束力が自分たちに心地よさを与えている時に使う言葉
|
|
|
- 派閥:脅威を感じる時に使う言葉
|
|
|
- 自信のないマネージャーは派閥に脅く
|
|
|
|
|
|
>結束したチームは生意気で、自己満足的で、他人をイラ立たせ、排他的かもしれないが、交換可能な部品の寄せ集めよりも、マネージャーの本当の目標のためにはるかに役立つことは間違いない
|
|
|
|
|
|
→ 私の記憶では、小学校には各学年に必ず活発なクラスがあったと思う。あれが学校の脅威だったと思うだろうか? 中学時代、クラス目標に「健康に生きる」を設定した他のクラスがあった。かれらも独特の雰囲気を持っていたと思う。 |