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- [[日本語]]
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* 第Ⅱ部 オフィス環境と生産性
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* [[第7章 設備警察]]
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* [[第8章 プログラムは夜できる]]
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* [[第9章 オフィス投資を節約すると]]
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* [[第10章 頭脳労働時間 対 肉体労働時間]]
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* [[第11章 電話、電話、また電話]]
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* [[第12章 ドアの復権]]
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* [[第13章 オフィス環境進化論]]
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## 第7章 設備警察(pp.41-46)
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- 設備警察は、プログラマー生産性向上とは正反対のアプローチでオフィス環境を改悪していく
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>帰宅時には机の上をきれいに片付けること、壁には会社のカレンダー以外は貼らぬこと、という社内規定を作るのもこいつである
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![](https://storage.googleapis.com/zenn-user-upload/2a390246bfbe-20230817.png =480x)
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*[^1] 図7.1 オフィスの典型的な間取り*
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- アメリカでごく当たり前のオフィスの間取り
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- この間取りの弊害は、窓が活用されず地下室で働いているのと変わりがないこと
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- 「地下室」は設備警察にとって全て同じ配置にできる理想的な空間
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- 良い環境とは
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- 窓から外の美しい景色が見える方が快適だし、それはプログラムの品質に反映される
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- 自分の使いやすいように、自分の好みに合わせて変えられるオフィス
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- たった一人を呼び出すために全館放送して、何千人の社員が**思考しよう**とするのを邪魔する会社がある。どんな光景が見えるか?
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ガリガリガリ(接触不良音)。お呼び出しいたします。お呼び出しいたします。
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ポール・スミスさん、ポール・スミスさん、事務所までご連絡ください。
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- 警察的な思考回路とは「最小の投下コストでできるだけ詰め込む」ということ
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- 生産性に問題を抱えている企業は**オフィス環境の改善以外**には何も意味がない
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→ オフィス環境の融通の効かなさは、プログラマーの生産性に影響する
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[^1]: 本書 p.44
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